トヨタ初の本格EVとして注目を集めたbZ4X。その魅力のひとつが航続距離ですが、実際に使ってみたとき、カタログ航続距離と実際の差に驚く人も多いのではないでしょうか?
「bz4x 航続 距離 実際」と検索するあなたも、満充電で何キロ走れるのか、冬季のbZ4Xの航続距離は短くなるのか気になっているはずです。
本記事では、アップデートで航続距離は改善されたのか、航続距離表示はどこを見るべきか、ソルテラとの航続距離比較までわかりやすく解説します。さらにbZ4Xの充電時間と使い勝手、充電料金や電気代の目安、補助金を活用したbz4x購入費用についても詳しく紹介。
「bZ4Xは売れない」と言われる理由やバッテリー寿命は何年使えるのかまで総まとめしていますので、ぜひ最後までチェックしてください!
・bZ4Xのカタログ値と実際の航続距離の違い
・冬季や使用条件による航続距離の変動
・航続距離改善アップデートや充電性能の変化
・ソルテラとの航続距離や充電時間・費用の比較
bZ4Xの航続距離の実際は何キロか詳しく解説

・カタログ航続距離と実際の差
・bZ4Xは満充電で何キロ走れる?
・冬季のbZ4Xの航続距離、実際は短くなる?
・アップデートで航続距離は改善された?
・航続距離表示はどこを見るべき?
・ソルテラとの航続距離比較
カタログ航続距離と実際の差
カタログ上の航続距離と実際の走行距離には、どうしても差が生じます。これはbZ4Xに限らず、どの電気自動車(EV)でも起こる現象です。
bZ4Xの場合、カタログ値では4WDモデルで540km、FWDモデルで559kmと発表されていますが、実際にはその8割前後と考えるのが現実的でしょう。
なぜこのような差が生じるのかというと、カタログ値はWLTCモードという試験条件下で測定されており、一定速度やエアコン不使用など理想的な環境での数値だからです。
実際の道路状況は異なり、高速道路での速度超過や渋滞、エアコンやヒーターの使用、荷物の積載状態、そして外気温などが電費に大きく影響します。
例えば、冬場は暖房を使うため消費電力が増え、航続距離が一気に短くなるケースが多く見られます。また、急速充電後すぐに走り出した場合はバッテリー温度が高くなり、電費が悪化することもあります。
こうした理由から、購入前にはカタログ値だけでなく実際のユーザー体験や試乗レポートも参考にすることをおすすめします。bZ4Xを含めたEV選びにおいては、実際の航続距離を冷静に見極めることが非常に重要なのです。
bZ4Xは満充電で何キロ走れる?

bZ4Xは満充電状態で理論上どれくらい走行できるのでしょうか。
カタログ上の数値を見ると、FWD(前輪駆動)仕様で559km、4WD(四輪駆動)仕様で540kmとされています。しかし、これはあくまで国土交通省のWLTCモードという試験条件での測定結果であり、必ずしもそのまま走れるわけではありません。
実際の利用環境では、気温や運転スタイル、エアコンの使用有無などが電費に影響を与えます。
一般的に、都市部を中心に運転する場合や高速道路を長時間走る場合では、実航続距離が20%ほど短くなることも珍しくありません。
特に冬場や夏場はエアコンやヒーター使用の影響が大きいため、満充電でもFWDで400〜450km程度、4WDで350〜400km程度と見積もっておくのが現実的です。また、使用条件だけでなくバッテリーの劣化具合も考慮する必要があります。
bZ4Xのバッテリーは71.4kWhと比較的大容量ですが、リース専用モデルであることからも分かるように、長期利用時のバッテリー性能維持に配慮されています。
ユーザーとしては、カタログ値を参考にしつつも、日常利用における余裕を持った航続距離計算を心がけることが重要でしょう。
冬季のbZ4Xの航続距離、実際は短くなる?
冬季におけるbZ4Xの航続距離は、残念ながら短くなります。この点はトヨタ公式でも説明されていますし、実際にユーザーからも多くの報告があります。
例えば、外気温が5℃以下になるとバッテリーの効率が下がり、加えて暖房使用による消費電力が増えるため、満充電時の航続距離がカタログ値の60〜80%程度まで落ち込むことが一般的です。
特にヒーターはエネルギー消費量が大きく、エアコンと異なり内燃エンジン車のような余剰熱を利用できないため、電力を直接使います。このため、エアコンをOFFにしシートヒーターやハンドルヒーターで寒さを凌ぐ工夫をするユーザーも少なくありません。
例えばある試乗レポートでは、外気温6℃、エアコンOFF、シートヒーターONという条件下で6.0km/kWhという数値が記録されています。
これはカタログ値よりも明らかに低い電費です。したがって、冬季は特に充電スポットの位置を事前に確認し、充電回数が増えることを前提とした運転計画を立てる必要があります。
こうした状況を踏まえ、bZ4Xを選ぶ際は冬場の使用頻度や地域の気候条件も考慮するのが賢明です。
アップデートで航続距離は改善された?

2023年5月以降、bZ4Xには複数のソフトウェアアップデートが実施されました。その中でも特に注目すべき点は、急速充電性能の改善と実航続距離表示の見直しです。
以前は急速充電器を利用しても80%充電までにかなりの時間がかかり、ユーザーから不満の声が多く寄せられていました。アップデート後は、一日あたりの高出力充電回数制限が2回から4回に増えたほか、80%以上までの充電速度が最大30分短縮されています。
また、実際の走行データに基づいたより現実的な航続距離表示が採用され、これによりドライバーはバッテリー残量をより正確に把握しやすくなりました。
さらに、SOC(State of Charge)と呼ばれるバッテリー残量の%表示も可能になり、使い勝手が大幅に向上しています。
ただし、注意しなくてはならないのは、これらの改善は表示や制御ソフトの最適化によるものであり、物理的にバッテリー容量が増えたりエネルギー密度が向上したわけではありません。つまり、理論上の一充電走行距離そのものは変わっていないということです。
それでも日常使いでの安心感は明らかにアップしていますので、アップデート内容を確認し活用する価値は十分にあるでしょう。
航続距離表示はどこを見るべき?
bZ4Xに乗る際、航続距離表示を正しく把握することはとても重要です。
特に電気自動車(EV)は、ガソリン車と違い「あと何キロ走れるか」がよりシビアに関わってくるため、日々の運転で気を付けたいポイントとなります。
bZ4Xの場合、航続距離はメーター中央のディスプレイ上に表示されますが、以前はバッテリー残量を%で確認できない仕様でした。
しかし2023年5月のソフトウェアアップデートによって改善され、SOC(State of Charge)というバッテリー残量表示機能が追加されています。そのため、現在は「航続可能距離」と「バッテリー残量%」の両方を確認しながら運転することが可能です。
注意したいのは、航続可能距離は運転スタイルやエアコン使用状況によって常に変動するため、表示された距離を鵜呑みにしないことです。例えば、エアコンを切った状態と入れた状態では50km以上の差が出ることもあります。
具体的には、エアコンを使うと航続距離が短く表示される仕組みです。このようにbZ4Xでは、メーター内の航続可能距離とSOC%表示を合わせて見ることで、より正確に今の状態を把握することが大切です。
加えて、スマートフォンアプリでの確認もできる場合があるので、自宅や外出先でも管理しやすくなっています。
ソルテラとの航続距離比較

bZ4Xとソルテラは、どちらもトヨタとスバルが共同開発した兄弟車ですが、航続距離に微妙な違いが存在します。
両車とも基本プラットフォームは同じ「e-TNGA」を採用していますが、販売方式や細かな制御設定が異なるため、スペック表だけを見て同じと判断するのは早計です。
たとえば、bZ4X Zグレード4WDモデルはカタログ上で540kmの一充電走行距離とされていますが、ソルテラの同等グレードでは487kmという表記があります。
これはソルテラの方が悪条件を厳しく見積もった上で公表しているとも言われていますが、実際のユーザーレポートではソルテラのほうが航続距離が若干短いケースが多いです。
また、充電性能についても差があり、bZ4Xはアップデートにより最大150kW急速充電が可能になりましたが、ソルテラは80kW前後に留まる場合があります。
さらに、ソルテラは販売形態が一般販売中心で、bZ4Xはリース専用だったこともあり、ユーザーの使用環境やメンテナンス状態によっても違いが出やすいと言えるでしょう。
こうした点を踏まえると、単純な航続距離比較だけでなく、充電環境や販売形態まで含めて検討することが重要です。購入前にはカタログスペックと実際の使用感、どちらも確認することをおすすめします。
bZ4Xの航続距離!実際と購入前に知るべきこと

・bZ4Xの充電時間と使い勝手
・充電料金や電気代の目安
・補助金を活用したbz4x購入費用
・「bZ4Xは売れない」と言われる理由
・バッテリー寿命は何年使えるのか
bZ4Xの充電時間と使い勝手
bZ4Xの充電時間は、普通充電と急速充電で大きく異なります。
まず家庭用200Vコンセントを使った普通充電では、3kW出力で約21時間、6kW出力で約12時間が目安となっています。長時間かかるため、主に夜間など長時間停車するタイミングでの充電に向いています。
一方、道の駅やサービスエリアに設置されている急速充電では、50kW出力で約60分、90kW出力なら約40分ほどで80%まで充電可能です。
以前はbZ4Xの急速充電性能が「遅い」と指摘されることもありましたが、2023年5月のアップデートにより急速充電性能が改善されました。特に80%以上までの充電時間が従来より20〜30分短縮されています。
それでも、80%を超えるとバッテリー保護のため充電速度が大きく制限される点には注意が必要です。
加えて、ソーラー充電システムをオプション装備すれば、災害時や屋外駐車中でも補機バッテリーの充電が可能となり、万一の際も安心感があります。
ただし、充電スタンドを使う際は事前にアプリで空き状況を確認したり、充電カードやアプリの準備をしておくとスムーズです。このようにbZ4Xは普通充電・急速充電どちらも使えるため、使い方次第で利便性が大きく変わります。
充電料金や電気代の目安

bZ4Xの充電料金や電気代は、利用シーンによって大きく変わります。
まず家庭で普通充電する場合、深夜電力を活用すれば1kWhあたり約20〜30円程度が相場です。bZ4Xのバッテリー容量は71.4kWhなので、単純計算すると満充電1回あたり約1,400〜2,100円程度になります。
一方で公共の急速充電器を利用した場合、時間課金方式が主流です。たとえばe-Mobility Powerの場合、1分あたり30〜60円程度が相場で、30分間利用すると1,500円前後になることもあります。
つまり、家庭充電に比べて急速充電は割高ですが、その分短時間で充電できるメリットがあります。また、最近では従量課金方式の充電器も登場し始めており、1kWhあたり100円という設定例もあります。
これは家庭用より高いものの、時間課金方式より公平で分かりやすい料金体系です。さらに、トヨタのKINTOリースプランでは充電カードが付属する場合もあり、その場合は特定の充電ネットワークで追加料金なしで利用できるケースもあります。
ただし、一般的には月額基本料が発生するサービスも多く、年間で1万円以上かかることも珍しくありません。
このようにbZ4Xの充電費用は、家庭充電中心か急速充電中心かによって大きく変わりますので、ライフスタイルに合った利用方法を選ぶことが大切です。
補助金を活用したbz4x購入費用
bz4xを購入する際、多くの方が気になるのが実際の費用です。
特に電気自動車はガソリン車に比べて車両価格が高めな傾向があるため、購入費用を抑える工夫が重要となります。
そこで活用したいのが国や地方自治体が提供しているEV購入向けの補助金制度です。例えば、日本国内の場合、環境省の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」が該当し、bz4xの場合は最大85万円ほどの補助を受けられるケースもあります。
また、自治体によっては独自の補助制度を設けており、東京都では都の補助金が追加で適用されることがあります。
結果として、bZ4X Zグレード4WDモデルの場合、車両本体価格が550万円前後でも、国と地方の補助金を合わせると実質負担額が450万円前後にまで抑えられる可能性があります。
ただし、補助金は年度や予算状況により変動し、申請から受け取りまで一定期間を要する場合もあります。また、リース専用販売のbz4xでは補助金申請が法人名義となるケースもあるため、契約前に必ず確認が必要です。
このように、bz4xをより手頃に手に入れるためには、補助金情報を事前に調べて活用することが非常に有効です。
面倒に感じるかもしれませんが、ディーラーやリース会社がサポートしてくれる場合もありますので、積極的に相談してみると良いでしょう。
「bZ4Xは売れない」と言われる理由

トヨタのbZ4Xは国内外で話題となったものの、「売れない」とささやかれることもあります。その理由は単一の要素ではなく、いくつかの事情が重なっていると考えられます。
まず、販売方式がサブスクリプション専用であったことが一因です。bZ4Xは当初、トヨタのKINTOサービスを通じたリース販売限定で、購入という形では手に入らない状況でした。
これにより、購入希望者の中には選択肢が限られると感じ、購入を断念する人もいたと考えられます。また、急速充電性能が他社EVに比べて劣るという評価も見逃せません。
以前は最大100kWというスペックでしたが、実際の充電では35〜50kW程度しか出ない場面も多く、長距離移動時の使い勝手が問題視されました。
さらに、航続距離に関する表示のわかりにくさも課題でした。以前はSOC(バッテリー残量%表示)がなく、ユーザーは残キロ表示だけを頼りに運転するしかなく、これが不安要素となっていました。
加えて、同価格帯にはテスラやヒョンデなど競合モデルが多く存在し、特に充電ネットワークや車両性能で見劣りするという声もあります。
このように、販売戦略や技術面でいくつかの課題が重なり、「bZ4Xは売れない」と言われる結果につながっているのが実情です。
バッテリー寿命は何年使えるのか
bZ4Xのバッテリー寿命について気になる方は多いかもしれません。トヨタはbZ4Xの駆動用バッテリーに対し、一定の耐久性と寿命を想定しています。
具体的には、8年間または16万kmでバッテリー容量を70%以上保持することを目標に設計されています。この基準は一般的なEVと比べても標準的で、むしろ保守的な設定と言えます。
なぜなら、実際には10年以上使い続けても80%以上の性能を維持するケースも多く、メンテナンス状況や充電方法によっても寿命は変わってきます。
例えば、急速充電ばかり繰り返すとバッテリーの劣化が早まる傾向がありますが、普通充電や夜間のゆっくりとした充電を中心に運用すれば、その分バッテリーへの負担は少なくなります。
また、bZ4Xは冷却システムを備えたリチウムイオン電池を使用しており、熱管理にも配慮されています。トヨタ自身もbZ4Xに対しては長期使用を前提としたリース販売を行っており、その点からも耐久性への自信がうかがえます。
ただし、航続距離が少しずつ短くなることは避けられませんので、長期使用を前提とする場合はその点を理解しておくことが重要です。
バッテリー寿命を意識した充電管理と走行スタイルを心がけることで、bZ4Xは十分長く安心して使えるEVと言えるでしょう。
まとめ:bZ4Xの航続距離、実際にはどうなる?

・bZ4Xのカタログ航続距離はFWDで559km、4WDで540km
・実際の航続距離はカタログ値の約8割前後と考えるべき
・冬季は暖房使用などで航続距離が60〜80%程度まで低下しやすい
・充電直後や気温の影響でも電費は変動しやすい
・2023年5月以降のソフトウェアアップデートで航続距離表示が改善
・SOC(バッテリー残量%表示)が追加され現在は視認性が向上
・bZ4Xは満充電でFWD400〜450km、4WD350〜400kmが現実的な目安
・ソルテラはbZ4Xより航続距離が短い傾向がある
・bZ4Xの急速充電は最大150kW対応だが実効速度は状況次第
・普通充電では最大約21時間かかり夜間充電向き
・急速充電時間はアップデートで最大30分短縮された
・充電料金は家庭充電1回あたり約1,400〜2,100円が目安
・公共充電器は時間課金方式が主流で割高になることが多い
・国や自治体の補助金を活用すれば実質負担額を大きく抑えられる
・bZ4Xのバッテリー寿命は8年または16万kmで70%以上保持が目安
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