eKクロスEVの4WDはひどい?口コミ評価と維持費・PHEV比較

eKクロスEVの4WDの特徴と選ばれる理由 電気自動車EV

近年注目を集めている軽EV市場。

その中でも「eKクロスEVの4WD」というキーワードで検索される方は、雪道や悪路に強い軽EVを求めている場合が多いのではないでしょうか。しかし、いざ購入を検討しようとしても、eKクロスEVの4WDモデルの価格と相場は?

4WDモデルの燃費や走りはどうか? EVモデルの航続距離は何キロなのか? さらには日産サクラと比べた場合の違いまで、気になるポイントは次々と浮かんでくるはずです。

この記事では「雪道での性能や注意すべきポイント」「軽EVの4WD購入前に知っておくべきこと」から「価格とグレード比較」「中古で購入する場合のポイント」「EVの税金や維持費はいくらかかる?」まで、実際の購入に役立つリアルな情報をわかりやすくまとめています。

さらに「PHEVや軽EVとの違い・比較一覧」「eKクロスはひどい?口コミや評判まとめ」まで網羅しており、eKクロスEV 4WD選びで迷っている方が納得できる記事構成となっています。

記事の要約

・eKクロスEV 4WDの価格帯やグレードごとの違い
・4WDモデルの燃費性能や雪道での走行特性
・eKクロスEVと日産サクラなど他車との比較
・税金・維持費や中古購入時の注意点

eKクロスEVの4WDの特徴と選ばれる理由

eKクロスEVの4WDの特徴と選ばれる理由

・eKクロスEVの4WDの価格と相場をチェック
・4WDモデルの燃費と走りはどのくらい?
・EVモデルの航続距離は何キロ?
・サクラと比べた場合の違い
・雪道での性能や注意すべきポイント
・軽EVの4WD購入前に知っておくべきこと

eKクロスEVの4WDの価格と相場をチェック

eKクロスEVの4WDモデルは、近年の軽EV市場において注目される存在となっています。

新車価格はおおよそ182万円から206万円の範囲で設定されており、装備やグレードによって金額は異なります。具体的には、ベーシックグレードの「G 4WD」が182万円程度から、上位グレードの「T Premium 4WD」では206万円ほどとなります。

中古車市場においては、比較的新しい年式の車両であれば130万円〜180万円前後で流通しています。

これは地域や販売店、走行距離、装備の違いによって多少前後するため、一概には言えませんが、おおむねこの価格帯が目安です。

さらに、軽EVというカテゴリーの特性上、ガソリン車やハイブリッド車よりも車両本体価格はやや高めです。しかしながら、国や自治体による補助金制度を利用すれば、購入時の負担を軽減できるケースもあります。

例えば、2025年時点では最大40万円前後の補助金が交付される地域もあります。これを考慮すると、実質的な購入価格は大幅に下がるため、結果的に4WDの利便性とEVの静粛性を兼ね備えた車両を手頃な価格で入手できると言えるでしょう。

新車価格・中古車価格・補助金情報

項目内容価格帯・金額備考
新車価格(ベーシック)eKクロスEV G 4WD約182万円〜装備・オプションにより変動
新車価格(上位グレード)eKクロスEV T Premium 4WD約206万円快適装備・安全機能充実
中古車価格(比較的新しい年式)地域・販売店・走行距離等で変動約130万円〜180万円総額表示を確認することが重要
軽EVの価格傾向ガソリン車・ハイブリッド車より高めEV特有のバッテリーコスト等
補助金(2025年時点)国・自治体による補助制度最大約40万円地域によって異なる
実質購入価格(補助金適用後)新車価格−補助金額大幅に低下例:182万円−40万円=実質142万円
購入時注意点(中古)本体価格+登録費用+整備費用+保証総額で比較検討する
ディーラー系中古車のメリット長期保証・アフターサービス長期的なコストパフォーマンス向上
特徴4WDの利便性+EVの静粛性新車・中古ともに選択肢豊富

中古市場での価格帯を確認する際は、単純に車両本体価格だけでなく、登録費用や整備費用、保証内容なども含めた総額を見ることが大切です。

特にディーラー系中古車の場合、アフターサービスや保証期間が長いものが多く、長期的なコストパフォーマンスを考えるなら安心材料になります。このように、eKクロスEVの4WDモデルは、新車・中古車ともに選択肢が豊富で、予算や目的に合わせて柔軟に選べるのが特徴です。

4WDモデルの燃費と走りはどのくらい?

4WDモデルの燃費と走りはどのくらい?

eKクロスEVの4WDモデルは、日常使いと雪道などの悪路走行に対応できるバランスの良い仕様として、多くのユーザーから支持されています。

その燃費性能は、WLTCモードで19.4km/Lから21.1km/Lの範囲となっており、一般的なガソリン軽自動車と比べても遜色ない数値です。マイルドハイブリッドシステムを搭載しているため、低速走行時や発進時にモーターアシストが効き、ガソリン消費を抑える仕組みとなっています。

一方で、実際の走りに関しては、軽EVならではの静粛性やスムーズな加速が特徴的です。

特に4WDモデルでは、雪道や濡れた路面でもしっかりとしたトラクションを発揮し、安全性が向上しています。通常のFFモデルに比べると若干車重が増えるため、燃費は少し落ちるものの、それ以上に安心感と安定性を得られるというメリットがあります。

eKクロスEV 4WDモデルの燃費性能・走行性能・特徴

項目内容数値・仕様備考
燃費性能(WLTCモード)ガソリン消費効率約19.4〜21.1km/L一般的な軽自動車と同等水準
燃費向上技術マイルドハイブリッドシステム発進・低速走行時にモーターアシスト
走行特性(EVとして)静粛性・スムーズな加速軽EVならではの特長
4WD性能トラクション性能向上雪道・濡れた路面で安定走行
燃費差(FFモデル比較)若干低下車重増加による影響
エンジン出力(ターボモデル)最高出力47kW(64PS)高速道路・坂道も安定走行可能
車両重量(4WD)約920〜940kgFFより重く瞬発力はやや低下
安全性メリット安定性・安心感向上悪路・降雪地域に適する
適した利用環境雪道・悪路・安全性重視都市部〜山間部まで幅広く対応
総評燃費よりも走行安定性を重視するユーザーに好適性能バランスに優れる仕様

走行性能について具体的に言えば、ターボモデルであれば47kW(64PS)という比較的高出力なエンジンを搭載しており、高速道路や坂道でも力不足を感じにくい作りとなっています。

ただし、4WDシステムが追加されることで、車両重量が920kg〜940kgとやや重めになるため、瞬発力ではFFモデルに一歩譲る場面もあります。

このように、4WDモデルは燃費だけを見ると決してトップクラスではありませんが、雪道や悪路を頻繁に走る地域に住んでいる方や、安全性を重視するユーザーにとっては、非常に合理的な選択肢と言えるでしょう。

車選びでは単純な燃費数値だけでなく、用途や走行環境に合った性能バランスを見ることが重要です。

EVモデルの航続距離は何キロ?

三菱eKクロスEVの航続距離は、一充電あたり180km程度と公式に発表されています。ただし、これはWLTCモードという国際基準に基づいた数値であり、実際の使用状況によって大きく変動します。

特にエアコンやヒーターを多用する冬季、または急加速・急停止が多い市街地走行では、航続距離は大幅に短くなる可能性があります。実走行での口コミやレビューを見ても、おおむね130km〜160km前後が平均的な目安と言われています。

この距離数は、通勤や買い物、送迎といった日常利用には十分なものですが、長距離ドライブや旅行などには不向きです。また、eKクロスEVは急速充電と普通充電の両方に対応しており、急速充電を使用すれば約40分で80%程度まで充電可能です。

ただし、充電設備の有無や混雑状況によっては待ち時間が発生することもあるため、その点も考慮する必要があります。

軽EVならではの課題として、ガソリン車やハイブリッド車に比べて航続距離が短いというデメリットがありますが、その分メンテナンスコストや燃料代は抑えられます。特に日常の近距離移動が中心の方にとっては、十分に実用的な範囲内と言えるでしょう。

このように、eKクロスEVの航続距離は「短すぎず長すぎず」、日常使いに最適化された設定となっています。

もし頻繁に長距離移動をする場合は、PHEVモデルやガソリン車の選択肢も視野に入れると良いかもしれませんが、都市部や地方都市での普段使いであれば、十分満足できる性能だと言えます。

サクラと比べた場合の違い

サクラと比べた場合の違い
出典元:サクラ公式

eKクロスEVと日産サクラは、いずれも軽EV市場で注目される2台ですが、その性格や装備には明確な違いがあります。

まず、価格帯を見ると、eKクロスEVは新車価格が約169万円〜206万円、一方で日産サクラは約230万円前後からスタートしています。このため、コストパフォーマンスを重視する場合はeKクロスEVが優位に立つ場面が多いでしょう。

日産サクラのクレームが多い理由は?購入前に知るべき15の事実

デザイン面では、eKクロスEVがよりSUVテイストを強調した外観であるのに対し、サクラはシンプルかつ近未来的なフォルムが特徴です。具体的には、eKクロスEVはルーフレールや大型グリルを装備したモデルが多く、よりアクティブな印象を与えます。

一方でサクラは、丸みを帯びたデザインとLEDライトを強調した仕上がりが女性ユーザーやシティ派ユーザーに人気です。

また、航続距離にも違いがあります。eKクロスEVの航続距離は180km前後ですが、サクラは最大で180km〜200km程度と、若干長めに設定されています。

その代わり車両重量がサクラのほうが重めであり、取り回しの良さや小回り性能ではeKクロスEVがやや優勢と言えるでしょう。

さらに、4WDの設定にも違いがあります。eKクロスEVは4WDモデルが豊富にラインナップされていますが、サクラは基本的にFF(前輪駆動)仕様が主流であり、雪道や悪路での走行性能を重視する場合はeKクロスEVが有利です。

このように両車を比較すると、デザイン性や快適装備を重視するならサクラ、コストパフォーマンスや実用性、悪路性能を重視するならeKクロスEVがおすすめです。用途やライフスタイルに合わせて、自分に合った1台を選ぶことが重要だと言えるでしょう。

雪道での性能や注意すべきポイント

eKクロスEVの4WDモデルは、雪道での安定性に配慮して設計されています。特に北海道や東北地方など、冬場に積雪が多い地域での需要が高まっており、多くのユーザーがその走行性能を評価しています。

ただし、4WDとはいえ万能ではなく、いくつか注意点もあります。

まず、4WDシステムによって雪道での発進時や登坂路での滑りを抑える効果はありますが、過信は禁物です。例えば、急ブレーキや急ハンドル操作は、4WDであってもスリップやスピンの原因になります。

また、eKクロスEVは車両重量が920kg~940kgと比較的軽量な部類に入ります。

そのため、雪が深い場合や圧雪路では、車体が浮いてしまいタイヤのグリップ力が低下することもあります。これを防ぐためには、スタッドレスタイヤの装着は必須ですし、できればチェーンの携行も推奨されます。

一方で、eKクロスEVの4WDには先進安全機能として「e-Assist」が搭載されており、滑りやすい路面での衝突軽減ブレーキや横滑り防止装置が作動します。これらの機能は、特に雪道での安心感を高める要素となります。

とはいえ、システムに頼りすぎず、運転者自身が慎重な運転を心掛けることが大切です。

さらにもう一つの注意点として、EVならではの特性があります。それは、低温時のバッテリー性能の低下です。寒冷地ではバッテリー容量が減りやすく、航続距離が短くなる傾向があります。充電設備の整備状況も含め、出発前に計画的な充電が必要です。

このように、雪道での走行においては4WDシステムだけでなく、タイヤ・バッテリー管理・運転操作の3つが重要なポイントとなります。

軽EVの4WD購入前に知っておくべきこと

軽EVの4WDモデルを購入する際には、見た目や価格だけでなく、細かな仕様や維持費まで把握しておくことが重要です。

まず確認しておきたいのが、車両重量と航続距離の関係です。eKクロスEVを例に挙げると、4WD仕様は2WD(FF)仕様より車両重量が重くなっています。そのため、燃費や航続距離は若干劣る場合があります。

具体的には、同じバッテリー容量でも実際に走行できる距離が10km前後短くなるケースもあるため、日常使いが中心の方でも事前にチェックしておくべきポイントです。

また、購入後の維持費についても意識する必要があります。4WDモデルは駆動系部品が多いため、2WDモデルよりもメンテナンスコストが若干高くなる傾向があります。

ただし、EVの場合はガソリン車と違ってエンジンオイルやエンジンベルトの交換が不要であり、全体的には維持費が抑えられる点は大きなメリットです。

さらに、軽EVの4WDモデルを選ぶ際は、自分がどの程度その機能を必要としているかを冷静に考える必要があります。例えば、都市部で雪がほとんど降らない地域に住んでいる場合、4WDは必ずしも必要ではないかもしれません。

一方で、雪道や山道を頻繁に走行する地域では、安全性を最優先し4WDを選んだほうが賢明です。

最後に、購入前には試乗をおすすめします。カタログスペックだけではわからない加速感やハンドリング、乗り心地を体感できるからです。これまで軽自動車しか運転したことがない方や、EV初体験の方にとっても、試乗は重要な判断材料となるでしょう。

このように、軽EVの4WD購入前には多方面から比較・検討することが大切です。

eKクロスEVの4WD、購入時の注意点と維持費

eKクロスEVの4WD、購入時の注意点と維持費

・価格とグレード比較
・中古で購入する場合のポイント
・EVの税金や維持費はいくらかかる?
・PHEVや軽EVとの違い・比較一覧
・eKクロスはひどい?口コミや評判まとめ

価格とグレード比較

eKクロスEVの4WDモデルには複数のグレードが用意されており、それぞれ価格や装備内容に違いがあります。

主なグレードは「G 4WD」「G Premium 4WD」「T 4WD」「T Premium 4WD」の4種類です。まず「G 4WD」は182万円ほどからスタートし、必要最低限の装備が整っている標準モデルです。コストを抑えつつ4WD性能を求める方には適しています。

次に「G Premium 4WD」になると197万円前後となり、シートヒーターや先進安全装備、デジタルルームミラーなどが標準装備されます。より快適性や便利さを求める方にはこちらが候補になるでしょう。

eKクロスEV 4WDモデルの各グレードの価格・特徴・装備内容を比較

グレード名新車価格(目安)主な特徴主な装備内容向いているユーザー
G 4WD約182万円標準的な4WD性能必要最低限の装備コストを抑えて4WDを求める人
G Premium 4WD約197万円快適装備を追加シートヒーター、先進安全装備、デジタルルームミラー快適性や安全性も重視する人
T 4WD約191万円ターボエンジン搭載ターボチャージャー付きエンジン坂道・高速走行の力強さを重視する人
T Premium 4WD約206万円装備最上級モデル9インチナビ、マルチアラウンドモニター、ACC(アダプティブクルーズコントロール)安全性と快適性を最大限求める人

「T 4WD」は191万円前後で、ターボチャージャー付きエンジンが搭載されているのが大きな特徴です。坂道や高速道路での力強さを重視するなら、このグレードが向いています。

そして最上位の「T Premium 4WD」は206万円前後と価格は高めですが、上級装備がほぼすべて搭載されています。たとえば、9インチナビやマルチアラウンドモニター、アダプティブクルーズコントロールなどが揃っており、安全性と快適性の両立を求めるユーザーにはぴったりです。

価格差を見ると、新車価格でおよそ20万円〜30万円の開きがあります。

このため、どこまで装備を重視するかによって選ぶグレードも変わってきます。単純に安さだけで選ぶよりも、自分に必要な装備や機能を冷静に見極めることがポイントです。

また、中古市場ではこのグレードごとの価格差がより顕著になる場合もあるため、購入時には装備内容をしっかりチェックしてから選ぶことをおすすめします。

中古で購入する場合のポイント

eKクロスEVの4WDモデルを中古で購入する際には、いくつかの重要なチェックポイントがあります。

まず、EV車ならではの特徴としてバッテリーの状態確認が不可欠です。

EVの場合、バッテリーの劣化具合によって航続距離が大きく左右されます。購入前には、必ず「バッテリー容量測定書」や「車両品質評価書」が付いているかどうかを確認し、残存容量が80%以上であれば安心とされています。

また、4WDモデルは駆動系の部品が多くなるため、走行距離だけでなく、定期的なメンテナンス履歴も重要です。特に雪道走行歴がある車両は、下回りのサビや損傷がないかをしっかり確認する必要があります。

販売店によっては、AIS検査済みやディーラー認定中古車として販売されているものもあり、そうした車両であれば安心感が高まります。

次に考えるべきは、購入価格と補助金の有無です。

中古車の場合でも、自治体によっては軽EVに対する購入補助金や税制優遇が受けられるケースがあります。ただし、新車登録から一定年数以内の車両に限定されることが多いため、購入前に自治体の制度を確認しておきましょう。

さらに、装備内容の違いにも注意が必要です。中古車市場では、同じ4WDモデルでも「G 4WD」と「T Premium 4WD」では価格が大きく異なるだけでなく、搭載されているナビやカメラシステム、安全装備も大きく違います。

単に安いからといって飛びつくのではなく、自分が必要とする機能が揃っているかを事前に確認しましょう。

最後に、販売店選びも重要なポイントです。できれば三菱ディーラー系中古車販売店や、カーセンサー認定店など信頼できる店舗から購入することをおすすめします。

保証内容やアフターサービスの充実度が違うため、長く安心して乗り続けるためにはこうした点にも注目して選ぶべきです。

EVの税金や維持費はいくらかかる?

軽EVであるeKクロスEV 4WDを選ぶ際、多くの方が気になるのが税金や維持費です。

まず自動車税ですが、一般的なガソリン軽自動車と同様に年間10,800円が目安となります。ただしEVの場合は、自治体によって税制優遇が適用されるケースもあります。

例えば、一部地域では初年度登録から数年間は自動車税が半額、または全額免除されることもあるため、購入前に自治体の制度を確認することをおすすめします。これには都道府県ごとで違いがありますので、一律ではない点に注意が必要です。

次に、重量税はどうかというと、EVは環境負荷が少ないという理由から新車登録時の自動車重量税が免除される場合が一般的です。継続車検時も、減税対象となることが多いです。これがガソリン車との大きな違いと言えます。

また、維持費の中で大きな割合を占める燃料費ですが、eKクロスEVの場合、家庭用電源から充電する場合の電気代はガソリン代に比べかなり安価です。例えば、フル充電1回で200円〜300円程度で済むケースもあります。

ガソリン車で同じ距離を走る場合と比較すると、月々数千円以上の差が出ることも珍しくありません。

さらに、エンジンオイル交換やタイミングベルト交換といったガソリン車に必要なメンテナンス項目がEVでは不要となります。ただしタイヤやブレーキパッドなどの消耗品は同様に定期交換が必要ですし、バッテリー劣化にともなう交換費用はEV特有のコストとして存在します。

このように、税金や維持費は全体的にガソリン車より抑えられますが、地域ごとの制度や補助金、バッテリー交換費用なども含めて、トータルコストを事前にシミュレーションしておくことが重要です。

特に初めてEVを購入する方は、こうした細かい点を見落とさないよう注意しましょう。

PHEVや軽EVとの違い・比較一覧

PHEVや軽EVとの違い・比較一覧

eKクロスEV 4WDを選ぶ際、PHEVや他の軽EVとの違いを知っておくことはとても大切です。

まず、PHEV(プラグインハイブリッド)との大きな違いは、エンジンを搭載しているかどうかです。PHEVは電気モーターとエンジンの両方を備えており、バッテリーが切れてもガソリン走行が可能です。

一方、eKクロスEVは完全な電気自動車であり、エンジンを持たないため、充電インフラが必要になります。その代わり、排気ガスゼロで環境負荷が非常に少ないのが特徴です。

また、軽EV同士でも違いがあります。たとえば日産サクラやホンダe:Nなど、同じカテゴリーの車種と比べた場合、eKクロスEVはSUVテイストのデザインと4WD仕様が選べる点が特徴的です。これにより雪道や悪路に強いというメリットがあります。

eKクロスEV 4WDとPHEV、他の軽EV(日産サクラ)との比較

車種・タイプ駆動方式パワートレイン航続距離(目安)新車価格帯(目安)特徴向いている用途
eKクロスEV 4WD4WD完全EV(エンジンなし)約180km(4WDはやや短め)約180万〜206万円SUVテイストの軽EV、雪道・悪路に強い冬季の積雪地帯、悪路走行、日常の短距離移動
日産サクラ(軽EV)2WD(FF)完全EV(エンジンなし)約180km約180万〜250万円価格抑えめ、街乗り向きコスパ重視、都市部の日常利用
PHEV(一般例)2WD/4WDEV+ガソリンエンジンEV走行数十km+ガソリン走行可約300万〜500万円以上バッテリー切れでも走行可能、長距離向き長距離ドライブ、高速道路中心、充電環境が不安な地域

一方で、サクラは2WDのみの設定が主流で、価格もやや抑えめに設計されています。

燃費や航続距離に関しても、eKクロスEVはカタログ値で180km前後ですが、サクラも同等の数値を持っています。ただし、4WD仕様になると車両重量が増えるぶん、航続距離は若干短くなる傾向があります。

これが2WDモデルとの大きな違いと言えるでしょう。

さらに価格帯も比較ポイントです。eKクロスEV 4WDは新車価格で約180万円〜206万円ですが、日産サクラは約180万円〜250万円と、上位モデルになるほど高額になります。PHEVの場合は300万円〜500万円台になることが多いため、予算次第で選択肢が変わってきます。

このように、PHEVは長距離移動向き、eKクロスEV 4WDは短距離移動+雪道対応、サクラはコスパ重視といった位置付けになります。用途に応じてどのモデルが最適かをじっくり比較することが大切です。

eKクロスはひどい?口コミや評判まとめ

「eKクロスはひどい」という検索キーワードを目にすると、不安になる方もいるかもしれません。実際に購入を検討している人にとって、口コミや評判は大切な情報源です。ただし、すべてが悪い評価というわけではありません。

まず、ポジティブな口コミとしては「デザインが個性的でかっこいい」「先進安全装備が充実している」「軽自動車とは思えない走りの良さ」といった声が多く寄せられています。特にターボモデルや4WD仕様は、軽自動車とは思えない安定感が評価されています。

一方で、「ひどい」と言われる原因の多くは、いくつかの具体的なポイントに集約されています。その一つが「航続距離の短さ」です。カタログ上では180km前後とされていますが、実際にはエアコン使用や寒冷地での走行により、100km台前半まで落ちることもあります。

これはEV全体の課題でもありますが、日常使いでギリギリと感じる方も少なくないようです。

さらに、「価格が高い」という声もあります。軽自動車のイメージとしては100万円台前半が一般的ですが、eKクロスEVは180万円以上するため、ガソリン車と比べて割高感があると感じる方もいます。

加えて、車内スペースについても「もう少し広ければ良かった」という意見があり、特に後席やラゲッジスペースの狭さが指摘されています。

とはいえ、すべてがマイナス評価というわけではなく、総合的には「満足している」という声のほうが多数派です。要するに、デザイン性や安全性能を重視する方には向いており、逆に価格や航続距離を最優先に考える方には不向きという評価に落ち着きます。

このように口コミや評判を参考にする際は、個人の使い方や価値観によって感じ方が異なる点を理解した上で判断することが大切です。

まとめ:eKクロスEVの4WDについて

まとめ:eKクロスEVの4WDについて

・eKクロスEV 4WDは新車価格182万円〜206万円である
・中古車相場は130万円〜180万円前後で流通している
・雪道や悪路でも安定した走行性能を持つ
・燃費はWLTCモードで19.4km/L〜21.1km/L程度
・航続距離は一充電あたり約180km前後が目安
・ターボ付きモデルは坂道や高速でも力強さがある
・4WDモデルは車重が重く燃費はFFよりやや劣る
・eKクロスEVは急速充電に約40分で80%まで充電可能
・日産サクラより価格が抑えめでコスパ重視向き
・サクラはデザイン性重視、eKクロスEVは悪路性能重視
・雪道走行ではスタッドレスタイヤ装着が必須
・軽EVの4WDは維持費がやや高めになる場合がある
・グレードは「G 4WD」「T 4WD」など4種類用意されている
・中古購入時はバッテリー状態と装備内容を必ず確認する
・eKクロスEVはデザインや安全装備が評価されているが、航続距離や価格に不満の声もある

日産桜の値段はいくら?グレード別価格差・補助金後の実質価格も解説
日産サクラの補助金はいつまで?2025年度の締切と注意点まとめ
日産サクラの中古の補助金はいくら?2025年最新制度と申請方法
日産サクラの航続距離、実際は?口コミとカタログ値の違いとは
日産サクラに後悔する理由15選|購入前に必ず確認すべき点

タイトルとURLをコピーしました