未来感あふれるデザインと驚異的な性能で世界中の注目を集めるテスラのサイバートラック。
この記事では、テスラサイバートラック値段とグレード別価格一覧をわかりやすく整理しながら、サイバートラックは日本円でいくらになる?についても詳しく解説します。
また、新車と中古で違うテスラ・サイバートラック値段の実態や、内装や装備から見るサイバートラックのコスパについても丁寧に紹介します。
これからサイバートラックを検討する方に必見の情報をお届けします。
・テスラサイバートラックのグレード別の値段と日本円換算
・新車と中古市場におけるサイバートラックの価格差
・サイバートラックの内装や装備のコスパと特徴
・日本でのサイバートラック販売予定や公道での注意点
テスラサイバートラックの値段はいくら?最新情報まとめ

・値段とグレード別価格一覧
・日本円でいくらになる?
・新車と中古で違うテスラ・サイバートラックの値段
・内装や装備から見るサイバートラックのコスパ
・サイバートラックは何がすごい?特徴と魅力
・テスラ車の値段、サイバートラックと他モデル比較
値段とグレード別価格一覧
テスラ・サイバートラックには、いくつかの異なるグレードが設定されています。ここでは、公式発表や各メディア情報をもとに、グレード別の価格を整理してみましょう。
まず最もベーシックな「RWD(後輪駆動モデル)」は、アメリカでの価格が約6万990ドル、日本円にしておよそ930万円前後と発表されています。このモデルは2025年発売予定で、コストパフォーマンス重視の方に向いています。
次に、上位の「AWD(全輪駆動モデル)」では7万9,990ドル、つまり日本円で約1,175万円程度。このグレードは走行性能が高く、航続距離やけん引能力など、トータルバランスに優れている点が特長です。
そして最上位に位置づけられるのが「Cyberbeast(サイバービースト)」です。
価格は9万9,990ドルで、これは日本円に換算すると約1,469万円に相当します。このモデルは圧倒的なパワーを持ち、0-100km/h加速がわずか2.7秒という、ピックアップトラックとは思えない異次元のパフォーマンスを誇ります。
このようにサイバートラックの価格は、グレードごとに明確に違いがあり、性能と価格のバランスを考えて選ぶことが重要です。価格だけでなく、用途やライフスタイルに合わせた選択肢を検討することが、失敗しない購入への第一歩となります。
日本円でいくらになる?
サイバートラックの価格を日本円換算で理解するのは、購入を考えるうえで非常に大切です。ここではドル価格をもとに、具体的な日本円での金額感を整理してみましょう。
まず、ベースモデルとなるRWDは6万990ドルです。仮に1ドル=150円で計算すると、約930万円になります。AWDは7万9,990ドルなので、同じレートで約1,175万円。最上位のサイバービーストは9万9,990ドルで、約1,469万円です。
ただし、ここで注意すべきポイントもあります。車両本体価格に加え、日本に輸入する場合は関税、消費税、登録諸費用などが発生します。例えば、関税は電気自動車に対しては通常かからないものの、消費税や重量税、環境性能割などの諸経費は無視できません。
これらをすべて加算すると、実際に日本で乗り出す総額は、概ね車両価格の10〜20%増しになることが予想されます。
つまり、サイバートラックを個人輸入で手に入れようとすると、最も安いRWDモデルでも実際には1000万円を超える可能性が高いのです。このような背景を踏まえ、単純な為替換算だけでなく、諸費用まで含めた総額イメージを持つことが大切だと言えるでしょう。
新車と中古で違うテスラ・サイバートラック値段
サイバートラックの価格を検討する際、新車と中古の違いも無視できません。特に現在は納車開始から間もないため、中古市場に出回る台数も少なく、その影響で中古価格が高騰しています。
新車での価格は前述の通りですが、現時点で中古車市場に流通しているサイバートラックは、なんと新車価格の1.5倍〜2倍近い値が付けられているケースが目立ちます。例えば、アメリカでは通常9万9,990ドルのサイバービーストが、中古で20万ドル近い価格で取引されることもあります。
これは、納期を待たずすぐに手に入れられるメリットに対して、多くのプレミアムが乗せられているためです。
もちろん、今後生産体制が整い供給が安定してくれば、中古車の価格も徐々に落ち着くでしょう。ただし、現時点では「早く乗りたいなら高い中古を買う」「待てるなら正規の新車を待つ」という二択を迫られる状況です。
このため、焦って高値の中古車に飛びつくよりも、冷静に新車予約や並行輸入業者を活用する選択肢も慎重に検討したいところです。
内装や装備から見るサイバートラックのコスパ
サイバートラックは、その価格だけを見ると高額な部類に入るピックアップトラックですが、内装や装備面を細かく見ていくと、そのコストパフォーマンスは意外と高いと感じる部分も多くあります。
まず、室内には18.5インチの大型フロントスクリーンと、9.4インチのリアスクリーンが搭載されており、最新のインターフェースで直感的な操作が可能です。さらに、15スピーカー搭載の高性能オーディオシステムは、音楽鑑賞をまるでコンサートホールにいるかのようなクオリティで楽しめます。
また、ワイヤレス充電、65W USB-C、120V/240Vコンセントといった充電設備が前後座席に完備されているため、スマホからノートパソコン、電動工具まで幅広くサポートできる利便性も特筆すべき点です。
加えて「対生物兵器モード」に対応した医療グレードのHEPAフィルター搭載も、他のトラックにはない独自性と言えます。
一方でデメリットもあります。
例えば、無骨なデザインにより高級感を求めるユーザーには好みが分かれるかもしれません。また、全幅2,400mmを超えるサイズ感は、日本国内では取り回しに苦労する可能性がある点も考慮しておきたいポイントです。
これらを総合的に見れば、サイバートラックは単なる価格比較ではなく、装備や機能性を含めたトータルバリューで判断すべきクルマだといえるでしょう。
サイバートラックは何がすごい?特徴と魅力
サイバートラックが注目される最大の理由は、その既成概念を覆す設計思想にあります。
まず、外観デザインからして常識外れです。直線基調のフラットなボディラインは、一般的な丸みを帯びたピックアップトラックとは一線を画しており、まるでSF映画から飛び出してきたような未来的な存在感を放っています。
これを可能にしているのが「ウルトラハードステンレススチールエクソスケルトン」です。従来の自動車ボディとは異なり、超硬質ステンレス素材で成形されており、塗装も不要。小石によるチッピングや小さな衝撃程度ではビクともしません。
さらに、アーマーガラスの採用によって、直径2.5cm以上の雹や時速112kmで飛ぶ野球ボールの直撃にも耐える堅牢性を持っています。
これに加え、パフォーマンス面でも驚異的です。
サイバートラック最上位グレードでは、0-100km/h加速がわずか2.7秒と、スポーツカー顔負けの俊足ぶり。しかも、5,000kg近い牽引力、1,134kgの積載力も兼ね備えています。これは単なる趣味の乗り物ではなく、本格的な作業用車両としての実力も持つことを意味します。
車内に目を向ければ、18.5インチのインフィニティタッチスクリーンを中心に最先端のエンタメ機能が集約されており、静粛性も宇宙船並みと評されています。
こう考えると、サイバートラックは「ただ奇抜なだけのクルマ」ではなく、タフさ、速さ、快適性を極限まで突き詰めた、まさに異次元の存在だと理解できるでしょう。
テスラ車の値段、サイバートラックと他モデル比較
サイバートラックの価格帯を正しく理解するためには、テスラの他のモデルと比較することが効果的です。これにより、サイバートラックが高価なのか、それともコストパフォーマンスが高いのかを客観的に捉えることができます。
例えば、テスラの代表的なセダン「モデル3」は、日本で約500万~600万円前後で購入可能です。
SUVタイプの「モデルY」はさらに高価で、600万~700万円台に設定されています。これに対し、サイバートラックのベースモデル(RWD)は約930万円、最上位モデル(サイバービースト)では約1,469万円にも達します。
ここでポイントとなるのが、性能と機能の違いです。
たとえばモデル3やモデルYは、基本的には都市部の使用を前提とした車両設計ですが、サイバートラックは5,000kgの牽引能力や悪路走破性、高出力給電機能を備えており、「仕事もレジャーもこれ1台でこなす」という多用途性を持っています。
つまり、単純に価格だけを比較して高いと判断するのは早計です。サイバートラックは一般的な乗用車では得られない体験を提供してくれるため、「1台で何役もこなす」「ライフスタイルを広げる」という観点で見ると、意外にも割安に感じられるかもしれません。
テスラサイバートラックの値段と日本市場動向

・日本で販売される予定はあるか?
・日本発売はいつ?
・日本で乗れる?注意点まとめ
・中古市場での価格動向
・サイズと日本公道での注意点
日本で販売される予定はあるか?
サイバートラックの日本市場導入については、現時点では正式な発売予定はアナウンスされていません。これにはいくつかの理由があり、その背景を理解しておくことが重要です。
まず、最大のハードルとなるのが車体サイズです。サイバートラックは全幅2,413mm、全長5,682mmという巨大なボディを持ち、日本の多くの駐車場や道路事情に適合しにくい点が指摘されています。
特に立体駐車場の制限サイズを大きく超えており、一般的なマンション駐車場ではまず収容が困難です。
また、日本の道路交通法や保安基準にも対応が必要です。
ヘッドライトの高さや車幅灯の規定、ミラーの形状など細かい要件を満たすためには、仕様変更が求められる可能性があります。テスラがこれに対応するにはコストがかかるため、日本市場向け仕様の開発には慎重になっていると考えられます。
とはいえ、輸入ディーラーや個人輸入を通じて、日本国内でサイバートラックを見ることは今後増えていくでしょう。ただし、公式販売ではないため、保証やアフターサービス面で不安が残る点には注意が必要です。
日本発売はいつ?
サイバートラックの日本正式発売時期については、残念ながら具体的なスケジュールは発表されていません。では、なぜこれほど不透明なのか、その背景を探ってみましょう。
第一に、サイバートラック自体の量産体制がまだ本格稼働していないことが挙げられます。テスラは当初、年産25万台を目指すと宣言していましたが、現在は生産台数が伸び悩み、当初の見込みより大幅に遅れています。
これにより、まずは北米市場を中心にデリバリーを優先せざるを得ない状況にあるのです。
さらに、前述の通り日本の法規対応やインフラ事情も考慮しなければなりません。
特にこのサイズ感の車両を日本国内で展開するには、テスラジャパン側にも多くの準備が求められるため、短期間で対応するのは難しいと言えます。
そのため、現実的には早くても2026年以降、本格展開が始まる可能性があるとみられています。
もしそれより早く入手したい場合は、並行輸入や個人輸入を利用するしかないでしょう。しかし、車検取得やメンテナンス体制を考えると、公式販売開始を待った方が安全だと考えます。
日本で乗れる?注意点まとめ
サイバートラックを日本で乗ることは理論上可能ですが、いくつか重要な注意点を押さえておく必要があります。
まず、最大の壁となるのが車検取得と登録手続きです。
サイバートラックはアメリカの規格で設計されているため、日本の保安基準に適合していない部分が多々あります。例えばヘッドライトの光軸、ウインカーの色、サイドミラーの形状など、日本独自の安全基準を満たすためには改造が求められるケースも少なくありません。
次に気をつけたいのが、サイズに起因する日常利用の不便さです。
全幅2,413mm、全長5,682mmという巨大なボディサイズは、一般的な日本の道路や駐車場に対してあまりにも大きいのが現実です。特に都市部では、立体駐車場に入れない、道路幅に対して車幅がギリギリ、住宅地ではすれ違いが困難といった問題に直面するでしょう。
さらに、保険加入の難易度も見過ごせません。
正規輸入されていない車両は保険会社の取り扱いが限られるため、加入できたとしても高額な保険料が課されるケースが多いです。メンテナンスについても、正規ディーラーでの受け入れに制限があり、並行輸入車対応の専門工場を探す必要が出てきます。
このように、日本でサイバートラックに乗るためには、通常の輸入車以上に多くの準備とコストがかかります。しかし、それでもなおサイバートラック独自のデザインや性能に魅了される方は少なくありません。
乗るには相応の覚悟が求められるものの、それだけの価値を感じられるかどうかがポイントになるでしょう。
中古市場での価格動向
サイバートラックの中古市場は、現在非常に特異な状況にあります。
生産台数がまだ限られているうえ、納車待ち期間が長いことから、新車価格を大幅に上回るプレミア価格で取引されている例が目立っています。
例えば、アメリカの中古車市場では、納車後ほとんど走行していないサイバートラックが20万ドル(約3,000万円)近い価格で販売されるケースも報告されています。
これは、即納できるというプレミアムが大きな価値を持っているためです。テスラに新規注文すると納車まで1〜2年待たなければならない現状では、「すぐに手に入る」こと自体が付加価値となり、価格を押し上げています。
日本市場に目を向けても事情は似ています。並行輸入によって持ち込まれたサイバートラックは、為替レートや輸送コスト、各種改造費用が上乗せされ、最上位モデルでは4,000万円超えの価格設定も珍しくありません。
中古であるにもかかわらず、新車以上の高値で取引されるという逆転現象が起きているのです。
ただし、こうしたバブル的な状況は長期的に続くとは限りません。
量産体制が整い、テスラの生産スピードが上がれば、プレミア価格は徐々に落ち着く可能性があります。また、今後の法規制や補助金政策の変更次第では、日本での普及ペースにも大きな影響が出るでしょう。
購入を検討している方は、中古価格の動向を慎重に見極めることが重要です。
サイズと日本公道での注意点
サイバートラックは、その圧倒的な存在感と引き換えに、日本の道路事情において大きな課題を抱えています。具体的に言うと、全幅2,413mmというサイズは、日本の乗用車の平均的な全幅(約1,700mm〜1,800mm)を大きく超えています。
これを前提に考えると、普段何気なく通っている道でさえ、すれ違いや曲がり角で神経を使う場面が増えるでしょう。
さらに、住宅地や都市部に多い狭い道では、サイバートラックの通行が物理的に難しいケースも考えられます。特にミラーを含めた全幅では2.4mを超えるため、道路幅5m以下の区間では通行自体が困難になることもありえます。
このため、日常的に使用する予定であれば、通行ルートを事前にしっかり確認しておくことが欠かせません。
また、駐車場問題も深刻です。
日本の標準的な機械式立体駐車場の幅制限は約1,850mm前後に設定されているため、そもそもサイバートラックは立体駐車場に入ることができません。平置き駐車場でも、大型車両対応区画が限られているため、駐車スペース確保には相応の工夫が求められます。
公道走行に関しては、保安基準適合の問題も避けて通れません。
ミラーや灯火類の仕様が日本基準に適合していない場合、車検を通すために改造が必要になることもあります。こうして考えると、サイバートラックを日本で公道仕様にするためには、車体のサイズに対する深い理解と、慎重な準備が不可欠だとわかります。
まとめ:テスラサイバートラックの値段について

・サイバートラックのグレードはRWD、AWD、Cyberbeastの3種類ある
・RWDの価格は約6万990ドル、日本円で約930万円前後
・AWDの価格は約7万9,990ドル、日本円で約1,175万円前後
・最上位Cyberbeastは約9万9,990ドル、日本円で約1,469万円前後
・日本での輸入には消費税や登録諸費用が加算される
・日本で乗り出し総額は新車価格より10~20%増になる見込み
・中古市場では新車価格の1.5~2倍で取引されることが多い
・アメリカでは中古サイバートラックが20万ドル近い価格になるケースもある
・内装は18.5インチ大型スクリーンと9.4インチリアスクリーンを搭載
・高性能オーディオやワイヤレス充電機能など装備が充実している
・ウルトラハードステンレスボディとアーマーガラスで高耐久を実現
・0-100km/h加速が2.7秒とスポーツカー並みの性能を持つ
・日本発売は未定で正式なアナウンスはない
・車幅2413mm超えのため、日本の駐車場や道路事情に不向き
・並行輸入は可能だが、保険や車検取得にハードルがある
・テスラの販売台数の推移と変化・最新動向まとめ【2025年版】
・テスラ車の値段と維持費のリアル、安く買うコツと補助金活用術